|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 自走 : [じそう] (n,vs) self-propulsion ・ 榴弾 : [りゅうだん] (n) high-explosive projectile ・ 榴弾砲 : [りゅうだんぽう] (n) howitzer ・ 弾 : [たま] 【名詞】 1. bullet 2. shot 3. shell ・ 砲 : [ほう] 1. (n,n-suf) gun 2. cannon
M44 155mm自走榴弾砲(M44 155mm self-propelled howitzer:エム44 155ミリじそうりゅうだんほう)は、アメリカ合衆国で開発された自走榴弾砲である。 == 概要 == M52A1 105mm自走榴弾砲と同じく、共通の車台を持つ各種の車両をもって戦闘部隊を構成する構想により火砲の機動性強化の一環として開発された。 当初は密閉式の全周旋回砲塔に155mm榴弾砲 T7を搭載する車両としてT99の名称で開発が開始されたが、車体の能力的に150mmクラスの砲を備えた全周旋回砲塔を搭載することは不可能で、設計作業中に砲塔は限定旋回式に改められた。更に、機械式計算装置と連動させた照準装置を搭載した車両がT99E1として開発され、比較の結果従来型の目視式照準装置を備えたT99原型車がM44として採用され、試作車の実用試験を待たず250両が発注された。 だが、重量過大で試作車の試験中に不具合が続出し、主砲は同じ155mm榴弾砲 T7としつつも開放式戦闘室に限定旋回式の砲架を搭載する方式に設計を改めた車両がT149の名称で製作され、358両が発注された。既に発注され生産ラインに乗せられたT99は仕様を改めてT149と同仕様の開放式自走砲に改修され、T149とT99改修型を合わせて改めてM44 155mm SPHとして1952年11月に制式化された。 以後、アメリカ陸軍機甲部隊の主力自走榴弾砲として運用され、1962年には後継のM109自走砲に代換されて全車が退役した。 アメリカ軍の他にも西ドイツを始めとした西側諸国に供与されて装備され、日本では陸上自衛隊で運用された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「M44 155mm自走榴弾砲」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 M44 Self Propelled Howitzer 」があります。 スポンサード リンク
|